実行と実践
似ている言葉ですが説明できますか?
どこかの社長がこんなことを言っていた。
実行:できることをやること
実践:出来ないこと、やったことがないことをやること
なるほど、なるほど。
人が成長していく上では実行も大事だが、実践の方がもっと大事なのだ。
【実践】
出来ないこと、やったことのないことをやるということは、チャレンジするということ。
日々、何かにチャレンジしていかなければ成長はあり得ない。
このブログを読んでいる人のほとんどは、会社員だと思う。
会社員としてどこかの企業に勤めているはず。
私は、企業のことを実践道場だと思ってる。
働きに来ているのと同時に道場へ修行に来ているのだ。
【どんな修行をしているのか?】
①良い人間関係を構築する修行
②決められたルールを守る修行
③新しいことをやる修行
などなど
これらの修行は、一人ではできない。
もちろん、会社でなくともできるが、会社というのはいろいろな要素が複雑に絡んでおり、これを使わない手はない。
私は、介護施設の中間管理職をしている。
中間管理職という立場なので、この道場の運営者の一人だと思っている。
そんな道場を運営する側の一人の私が気を付けていることがある。
それは絶対に否定しないこと
実践(出来ないことややったことのないこと)をする訳だから
失敗して当然
それを理解できる職場にしておかなければいけない。
そうでなければ、失敗を恐れ、新たな取り組みをしてくれるスタッフが減ってしまう。
これは、上司側から部下側へだけの話ではない。
部下から上司に対してもそうだ。
例えば介護施設には主任と言うポジションがある 。
主任とは、ある程度の知識、技量があるからなれるものだが、マネジメントをすることは初めてなのだ。
だから、主任をやったことのない人が主任をやること自体が実践。
それを部下側も理解する必要がある。
主任(上司)といえども何でもできると思っていたら大間違いだ。
むしろ、失敗するほど実践してるんだな!とみてほしいと思う。
そして、実践力を高める方法は一つしかない
やるぞ!(出来ないこと、やったことないこと)と決めたことと、やっていることを一致させることだ。
簡単な例をあげると「あいさつ」だ。
私が勤める会社では、最近「あいさつ」の仕方を変えた。
今までは、通りすがりに「おはようございます」と言っていた。
そんなに悪い雰囲気ではないが、もっと良くしたいと思い
足を止め、手を止めて相手の目を見てのあいさつ
というようにした。
今まで流れの中でしていた「あいさつ」を止まってする。
違和感が半端ない。
良いあいさつをすると決め、出来ていないことをやる。
まさに実践だ。
こういう実践を繰り返しながら成長できるところが会社だと思っている。
だから、私は実行する人間よりも実践する人間を集めたいと思っている。
お互いに実践し合えることを理解した職場作りをしていきたいものだ。
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m
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