Lead the Self

自分自身をリードする(Lead the Self)ために

【キャリア】次世代の必須スキル!絶対解より納得解を高めよう

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社会人となり10年。

管理職として人の上に立ち、7年が過ぎようとしている。

今の自分にどんな能力が備わったのだろうか?

ふとそんなことを考えることがある。

私は、介護施設で管理者として働いている。

介護施設を運営するスキルや一般的な管理スキルは身に付けた。

それだけだろうか?

もしそれだけなら正直あまり価値がない・・・

 

私の勤める会社の従業員は70名ほどいる。

70名の人間がいるといろいろ問題が起きる。

やはり、一番は人間関係だろうか。

いかにこの70人のスタッフをまとめ、同じ方向を向かせるか?ばかり考えている。

まあ、それが私の最大の仕事なわけだ。

70人以上のスタッフがいると意見がそれぞれバラバラだ。

Aさんの意見を聞けば、Bさんが納得できない

AさんとBさんの意見を聞けば、Cさんが納得できない。

人数が増えれば増えるほど、一つにまとめるということは至難の業となる。

だから、それぞれが完全に納得することよりも30%ぐらい不満があるかもしれないが、

「まあ、いいか」と思える着地点を見つけなければいけない。

つまり、「納得解(最適解)」を導き出すということだ。

私が社会人生活で身に付けた最大のスキル。

それは、「納得解(最適解)」を導き出すというスキルなのだ。

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【目次】

 

「納得解(最適解)」と「絶対解」

先に「納得解(最適解)」とその対にある考え方である「絶対解」について説明しておこう。

絶対解とは?

絶対解とは、答えが必ず同じものになるものだ。

1+1=2

まさに、絶対解だ。

会社で例えるなら毎月もらう給料の額だ。

基本給、職務手当、資格手当、通勤手当などにその月の残業時間などを入れて計算する。

誰がやっても同じ数字が出てくるはずだ。

納得解(最適解)とは?

 納得解とは、答えが一つではないものや答えがないもの、変化していくもの、それらに対してみんなが納得できる答えを納得解という。

「落としどころ」や「着地点をどこにするか」みたいな言葉も当てはまるかと思う。

これは、中小企業のボーナスの決め方がまさに納得解(最適解)だと思う。

大企業のように確実に〇カ月分と言えることもないし、人によって差を付けなければいけない。利益が出たかどうかで大きく変動させなければいけないし、従業員にも納得してもらえる数字でなければいけない。

まさに納得解(最適解)を求める作業なのだ。

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これからは「納得解(最適解)」が重要

今の時代は、インターネット社会となり変化が激しくいろいろな情報が入り乱れ、さらに一人ひとりの価値観が多様になった。

この中で「絶対解」を導き出すことが困難になってきている。

数年前からダイバーシティ(多様性)という言葉をよく聞くようになったが、ダイバーシティを実現していくにも納得解(最適解)は必要だ。

日本はこれから人手不足の中、多くの外国人労働者とともに働くことになる。そして、今までは、労働力として考えられていなかった高齢者も労働者として80歳ぐらいまでは普通に働くようになるだろう。

障害者の活躍の場も広げられ、ジェンダーの垣根も薄くなってくる。

とにかくごちゃまぜ状態!

これがダイバーシティ(多様性)の状態だ。

この中で一つだけの解を導き出すことなど不可能なのだ。

だから、これから重要視されるのは「絶対解」を求めることではなく、「納得解(最適解)」を導き出すことだ。

 

「納得解(最適解)」を受け入れる必要性

ここまでは、「納得解(最適解)」を導くことの重要性を書いてきたが、導き出す側よりも受け入れる側の人がほとんどだと思う。

だから、大事なのは自分の中である程度の妥協点(「納得解(最適解)」を受け入れること)を持つことが重要だ。

いつまでたっても意地を張って絶対解を求めてはいけない。

時代の変化のスピードは、加速度的に早くなるばかりである。

今の「納得解(最適解)」ですら、一カ月後には変化している可能性がある。

これからの時代は、完ぺきを求め過ぎず、7割OKなら良しとするぐらいの方がいい。

人によってその7割も違うとは思うが、そこは周りの空気を読んで考えてほしい。

私が「納得解(最適解)」を導き出せるスキルを身に付けた理由

 最後に私が「納得解(最適解)」を導き出すスキルを身に付けられたのは、組織をベースに物事を考えてきたからだ。

つまり、一人ではなく全体のことを考えてきた。

世の中も一緒だ。

一人だけが王様であとは奴隷、そんな世の中ならば王様が喜ぶ「絶対解」だけを求めればいい。

私は常に、社長の為、従業員の為、ご利用者様の為、近隣住民の為、つまりステークホルダーの「納得解(最適解)」を求めてきた。

その経験値が知らず知らずのためにこの能力を高めることに繋がっていたのだと思う。

まとめ

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今日は、組織や世の中という全体の納得解(最適解)という前提で話をしてきたが、個人単位でも納得解(最適解)を求めることが必要になってくる。

モノや情報が溢れ、選択肢が増えたこの現代において自分が納得して生きていくためにも納得解(最適解)を求める力を身に付けていくべきだ。

豊かな時代になり、価値観が多様になった今、絶対解と納得解のバランスが大きく変わりつつある。

納得解を求めるスキルはこれからの時代において必須なのだ。

最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m

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