今日のブログは、世界でロングセラーを続ける心理学書、「影響力の武器」に関する学習のアウトプットをさせていただきますm(__)m
あなたは、自分で騙されやすい人だと思いますか?
どうやらこの本に書かれている内容からすると人は、無意識のうちに騙されてしまうようなのです!
そして、現代においてはその騙す為の方法があらゆるところで意図的に使われています。
しかし、この騙されてしまう理由を知ることである程度騙されずに済むかもしれません!
【目次】
動物は無意識に操られている⁉
全ての動物には「固定動作パターン」というものが備わっています。
固定動作パターンとは
誘発刺激が呈示されると決まった順序で最後まで行われる運動は固定的動作パターンと呼ばれる。これは種に固有であり、学習によって得られたものではなく生得的な行動であることが分かっている。また、一度開始されるとそのパターンが完了するまで続けられる。広い意味では無条件反射も固定的動作パターンの一種であるといえる。
七面鳥の親鳥とヒナ
固定動作パターンの一つに七面鳥の子育ての話があります。七面鳥の親鳥は、ヒナが「ピーピー」鳴かなければ世話をしません。
「ピーピー」鳴かなければ殺してしまうことすらあるそうです。
つまり、これが
固定動作パターン
この「ピーピー」という鳴き声がトリガーとなり、親鳥はヒナの世話をするという行動を起こさせるのです。
なぜ固定動作パターンがあるのか?
なぜ固定動作パターンというものが存在するのでしょうか?
それは、
効率が良いからです。
つまり、生物が厳しい環境の中で生き残るために備えた機能ということですね。
人間の固定動作パターン
固定動作パターンというものは、すべての動物が持っています。
人間が持っている固定動作パターンの中には強力なものが6つあります。
それは・・・
返報性・・・何かをしてもらったらお返しをしないといけない
一貫性・・・一度決めた考えや行動は変えたくない
社会的証明・・・多くの人が行っていることを正しいと思う
好意・・・好きな人の言葉を正しいと思う
権利・・・肩書のある人の言葉を信じてしまう
希少性・・・数が少ないものを欲しがってしまう
この6つはとても強力な人間の固定動作パターンです。
ビジネスでも使われる固定動作パターン
この固定動作パターンの怖いところは、特定のスイッチが入ったら脳を思考停止させてこの行動の時はこの行動をすると無意識にその行動をとるようにプログラムされているところ。
現在はビジネスの世界ではたくさん使われています。
たとえば、セールスマンが何かを売るときに・・・
無料で商品やサービスを使ってもらう。それに対してお客さんは無料では申し訳ないという気持ちになり、一つ買ってしまう。
これは返報性が利用されている
期間限定というキーワードを使うことによって、希少性を利用する
探してみるとビジネスの世界は、上手に固定動作パターンを利用していることばかりです。
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6つのスイッチを理解したら・・・
固定動作パターンは本来、生物の進化上、正しい反応であり効率の良い反応です。
しかし、現代において意図的にコントロールしたいが為に利用されているケースが多いので自分にとってそれが本当に必要なものなのかどうかを見極める必要があります。
本当にそれが欲しいのか?
6つのスイッチを押されたから欲しいのか?
そのことを考えながら行動することで後から後悔することを防ぐことができます。
そう考えると私はもったいない買い物をたくさんしてきている・・・
まとめ
今日は、世界でロングセラーを続ける「影響力の武器」からの学びでした。
私は、ビジネスパーソンとして固定動作パターンの6つ(返報性・一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性)を意図的に使っています。
優秀なビジネスパーソンになる為には、固定動作パターンを使いこなし、そして、自らもそれが使われているのかどうかを判断して騙されないようにしていかないといけないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m
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