ビジネスパーソンとして相手にもっと伝えられるようになりたい!
と思うことが多々ある。
上司や部下の関係、得意先へのプレゼン、お客様への商品価値や魅力などなど伝えなければいけないシーンは多い。
私は、特に「伝える力」が欲しいと思うときは、部下に指示を出すときだ。
私は伝えたつもりでも相手には伝わっていなかったということが多々ある。
自分には何が足りないのだろう?
私はずっとそれが技術的なものだけだと思っていたのだが、最近それだけではないことが分かってきた。
【目次】
伝えるために必要なことは技術なのか?
今はいろいろなビジネス書で伝える方法(テクニック)について書かれているものがたくさんある。
20代の頃はこういったビジネス書を何冊か読んだことがある。
本を読み、確かに勉強にはなったが、それだけでは通用しないことがあった。
何かを説明していて、テクニック通りの伝え方が出来たにも関わらず、相手の顔を見ると
あきらからにこんな感じで伝わっていない時がある。
「何故なんだ!」
「こんなにも分かりやすく説明しているのに!」
そう、心で思いつつも最後までこんな感じで会話が終わってしまう時があった。
「ロジック的には良かったと思うんだけどな~」
伝えるには技術(テクニック)だけではないと思いながらもそれが何かわからずに20代の頃を過ごしていた。
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伝える時に大事なこと
30代になり、世の中の見え方が少し変わってきた。
それは、世の中が変わったのではなく、自分がいろいろな経験を積むことによって見え方や価値観が変わってきたということだと思う。
伝える相手の価値観を理解する
まずは、人それぞれ価値観が違うということを理解することだ。生まれ育ってきた環境、性別、年齢、趣味、立場など様々な人生経験や今のポジションの中で人それぞれ捉え方、感じ方、価値観は全く違う。まずは、それを理解したうえで話をする必要がある。
相手の価値観を理解するために
相手の価値観を理解するためには、自分の価値観を広げておく必要がある。そのために大事なことは、普段やらない行動をとることだ。
これは小さいことでも構わない。
例えば
・いつもは定番商品しか買わないけどたまには新商品も買ってみる
・いつもと違う方向から帰ってみる
・いつもは読まない雑誌を読んでみる
・いつもは話さない人と話してみる
自分とは違う行動をとる人の判断や主張に意図的に触れることが大切だ。
これをすることによって自分の中に多様な価値観を取り入れることができる。
普段の習慣の中に少しだけ取り入れてみるだけでも十分。
自分の価値観を理解する
年齢を重ねれば重ねるほど、自分の価値観というものは固まってそれが世の中でも「普通」と思ってしまうことがある。一人ひとりがそう思うわけだから、私の普通は、Aさんの普通ではないし、Aさんの普通は私の普通ではない。
つまり、自分の価値観を理解したうえで会話しなければ、前提条件を自分の普通で話していて相手には伝わらない。
神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り [ 星 渉 ]
まとめ
伝える技術(テクニック)は、もちろん重要です。
これから人の価値観がどんどん多様化していきます。
その多様化される相手の価値観をどれだけ自分の中に取り込んで、自分というものを理解して相手に伝えることが出来るかが重要になってきます。
私は中間管理職として多くの多様な価値観を持った部下やお客様に対応しなければいけない立場。
どんどん、自分の価値観を広げて自分の価値観を作り出している根本は何かを常に意識していないといけないかなと思っている今日この頃です。
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m
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